今回はコースデビューをすると気になってくるような知識について4つ紹介します。
この記事を読むことで、ゴルフ場の難しさやそれぞれのホールの難しさがわかるようになります。
今回取り扱うのは、以下の4つです。
- カントリークラブとゴルフクラブの違いとは?
- パブリックゴルフコースとメンバーシップゴルフコースの違いとは?
- ゴルフ場のコースレーティングとは?
- スコアホルダーのHDCP(ハンディキャップ)とは?
①パブリックゴルフコースとメンバーシップゴルフコースの違い
メンバーシップゴルフコース
会員制のゴルフコースです。会員権を持つゴルファーが優先となります。
日本では、ビジターでも利用できるゴルフ場が多いです。
パブリックゴルフコース
みんなが使用できるゴルフ場です。民営もありますが、公営のところが多いです。
比較的安いので、初心者におすすめです。
②カントリークラブとゴルフクラブの違い
これについては、日本と海外で意味合いが異なります。
海外では以下のとおりです。
カントリークラブ
海外ではゴルフに限らず、テニス・水泳・乗馬・保養などゴルフ以外のスポーツ施設も整っている複合型レジャーリゾート施設をいいます。
ゴルフクラブ
その名の通りゴルフをプレーするための施設です。
日本では2つの違いはほとんどありません。カントリークラブのほうが規模の大きいゴルフ場が多いようです。
③ゴルフ場のコースレーティングとは
ゴルフ場の難易度を示すものです。
ハンディキャップ0(平均的に72で回る人)のゴルファーが、そのゴルフ場を回るとどんなスコアになるのかを示したものです。
つまり72を中心として、難しいコースは数字が大きくなり、易しいコースは数字が小さくなります。
日本で一番難しいゴルフ場とされているのは、「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」でコースレーティングは77.4です。
初心者であればコースレーティングが70以下のゴルフコースコースを選ぶとよいと思います。
④スコアホルダーのHDCP(ハンディキャップ)とは
正式名称は「ストロークインデックス」と言います。
この数値は、プレイヤーの技量を表す「ハンディキャップ」とは別物です。
簡単にいうと、「難しいホールでは、スコアのアベレージで劣る人にハンデをつけてあげましょう」という目的で設定されているものです。
例えば、ハンディキャップ(技量)が「9」の人と「2」の人が一緒にプレーをするとします。
この時、2人のハンディキャップの差は7です。
またスコアホルダーにはHDCPの欄があり、それぞれ1〜18の数字が割り振られています。
この場合、HDCPの数字が1〜7のホールで、ハンディキャップが「9」の人に1打づつハンデをあげるというものです。
では、HDCPの数字の大きさはどう決まるのでしょうか。
いろいろ決め方があるようですが、メジャーな方法は以下です。
まず、18ホールを(A)1〜3、(B)4〜6、(C)7〜9、(D)10〜12、(E)13〜15、(F)16〜18の6つのブロックに分けます。
そして、それぞれのブロックの中から特に難しいホールを1つずつ決めます。
6つ選ばれたホールをB-E-A-D-C-Fの順に1〜6のHDCPをつけます。
その他は概ね難しい順に、前半9ホールに奇数、後半9ホールに偶数の数字が付けられます。
つまり、1が一番難しく18が一番簡単というわけではありませんが、概ね難しいホールに小さい数字、易しいホールに大きい数字が付きます。
まとめ
ゴルフ場やそれぞれのホールの難しさを知ることで、大たたきをしてしまったホールでも、「難しいホールだからしかたない」と気分を切り替えることが出来ます。
よければ、ゴルフ場選びの参考にしてみてください。
文献
ゴルフ場のパブリックとメンバーシップの違い
ゴルフクラブとカントリークラブの違い
ゴルフ場の難易度を示す「コースレーティング」とは
ホールごとのハンディキャップ“ストロークインデックス”でスコアアップ!?