みなさんに聞きます。
あなたの周りで、「最も怒りの沸点が低い人」を思い浮かべてください。
…その人は、タバコを吸っていませんか?
最近、仕事関連の人で2人ほど「この人怒りやすいな」と思った人がいました。
なぜだろうと思い、共通点を探していたところ、
「タバコを長く吸っている」ことに気づいたのです。
怒りやすい人がタバコをに依存しやすいのか
それとも
タバコに依存すると怒りやすくなってしまうのか
気になったので調べてみました。
結論は、
タバコに依存すると、ニコチンが切れるタイミングでストレスを感じやすくなり、怒りやすくなる。
また、怒りやすい人は、タバコに依存しやすい。
つまり、どちらも合っていそうですね。
どちらにしても、悪循環に陥り、タバコから抜け出せなくなっているのでしょう。
ニコチン中毒になるまで
- ニコチンが脳内の物質と結合することでドーパミンが出て、一時的にストレスが軽減し、快感を生じさせます。
- ニコチンによって簡単にドーパミンが出ることを脳が覚えるので、また吸いたいと思うようになります。
- ニコチン以外でドーパミンが出にくい体になります。そのためニコチンが切れるとストレスを感じるようになり、タバコ依存になります。
もともと怒りやすい人は、②のまた吸いたいと思う感覚が短くなるため、依存しやすいのです。
もし怒りを自分に向けてくる人がいたら、
「もうこの人はタバコから抜け出せない、可愛そうな人なんだな」と思うといいかもしれません。
タバコを辞めるには、タバコ以外でドーパミンを出すような体にすることが大切です。
そのためには、運動が良いそうです。
運動をすると、そのあと一定時間タバコを吸いたい欲求が下がるというデータが出ているので、よかったら試してみてください。
[引用:禁煙が全くできない人が知らない3つの依存 川井治之]